【トレード基本単語】「R倍数」とは?
今回はトレードの成績を測る指標の1つである「R倍数」について解説していきます。
R倍数は非常に重要な指標です。
ジョルノ
R倍数とはなんだ?
そうですね。では質問をします。
勝率20%のミスタと勝率50%のナランチャ、どちらが稼げると思いますか?
おいおいジョルノ、馬鹿にするんじゃあねえよ。
それは当然、勝率の高いナランチャだろうよ。
いえ、答えは「わからない」です。
判断するためには、R倍数がどれくらいなのか把握する必要があります。
R倍数について
まずはR倍数についてみていきましょう。
R倍数とは
R倍数=平均利益/平均損失
平均的に獲得している利益は、平均的に出している損失の何倍かを表しています。
勝ちトレードのときに得られている利益幅は、負けトレードの時に出している損失幅に比べて、どれくらい大きいのか(小さいのか)が分かるのです。
つまり、R倍数が大きいならば「損小利大のトレードができている」ということです。
R倍数とは「損小利大」かどうかを測る指標
勝率よりも大切かも
ミスタとナランチャの例でいうと、勝率でナランチャの方が勝っていても、ミスタの方がR倍数が大きければ、ミスタの方が稼いでいるなんてことも普通にあります。
よく言われるのは、稼いでいるトレーダーの勝率は高くても5割ほどだというものです。
勝率5割でも稼げている理由は、R倍数が大きいからです。
負けたときの損失幅よりも勝った時の利益幅の方が広いのです。
損小利大のトレードができている、そういうことになります。
負けトレーダーから抜け出せない人によくあるのは、勝率だけを追い求めてしまうことです。
勝率はもちろん大事ですが、「利を伸ばすこと」も同じくらい大切であるという意識をもってトレードをやっていきましょう!!
R倍数、高めていきましょう!
ああ!!